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【ロシア雑貨 いりえのほとり】一つ一つの表情が違うロシア雑貨

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いりえのほとりに新しく仲間に加わったお人形さんたち!

ロシアのひとつひとつ手作りの人形でドレスの生地も中綿はこれでもかというぐらい詰められていてしっかり丈夫で愛らしいぬいぐるみ!

それぞれの色使いもかわいいですよね~~!

もちろんご当地のグラスも用意されており、こちらもとてもかわいいです♡

ロシアの各所がプリントされたウォッカグラス

 

商品紹介

マトリョーシュカ

1900年にパリ万博に登場して以来ロシアのシンボル的存在 となったマトリョーシュカ。
由来は何と日本の入れ子人形。

七福神と打ち出の小槌の八つの末広がりの縁起物。
1800年末期に日本を訪れていたロシア人がそれを持ち帰りパリ万博に向け職人に手掛けさせ誕生しました。

当時の牧歌的ロシアをイメージした、プラトークをかぶり、黒い鶏を抱えた農婦はパリ万博で受賞しました。

ロシアでは知育玩具として生まれた人形ですが今ではお腹から次々と出てくることから安産や子孫繁栄のお守りとして母から子へ伝えられます。
マトリョーシュカ一体一体に願いを込め… というロ マンチックなソビエト映画もありました。

職人たちの手作業は同じデザインでも表情が違い楽しませてくれます。
「マトリョーシュカ」は1900年当時の一般的な女の子の名前「マトリョーナちゃん」から

ホフロマ塗

モスクワから東へ440kmのニジニ・ノブゴロドは昔から工業の街で民・工芸品も発達した大きな町です。

中でもホフロマ塗はイコン画の技法を用いた300年も続く伝統工芸。

文様は時代とともに変化をしましたが金彩に植物を主にした赤や黒が浮かび上がる華やかなスタイルは 1820~1830年代に確立されました。

 

この金色は錫(スズ)が高温で熱され輝かしい色彩を生み出すのです。
1889 年パリ万博で世界的に評価され急速にヨーロッパを中心とした海外からの需要も増えました。

いまやホフロマ柄はグジェリ陶器と並びロシアをイメージするにふさわしい文様となりました。

当店は 300 年続くホフロマ工房から仕入れており、植物系の染料と食品用のラッカーを用い食器用としてご使用できる商品です。

昔からロシアの家庭では夕食のボルシチに、ティータイムのチャイにこの食器を使ってきました。
華やかで落ち着きも備 えた実用的な芸術品です。
素材:リンデン(西洋菩提樹)

グジェリ陶器

ロシアの国民に最も愛されているロシアを代表する陶器グジェリ。
モスクワ南東80kmのダーチャ(家庭菜園用の別荘)とグジェリ工房だけのほのぼのとした土地、グジェリ村で作られています。

良質な粘土質に恵まれたこの地は14Cにはすでに窯が開かれました。
この長い歴史の間スペインのマヨリカ陶器に影響を受けるなどし、現在のグジェリ陶器を完成したのです。

当初、形も色合いもさまざまでしたが滑らかなフォルムと白地に藍色のスタイルは19C以降確立されました。
主に植物やロシア民話をモチーフに親しみやすいデザインとなっています。
ひとつひとつ手描きで同じデザインでも表情や色合いが少しずつ異なるのも魅力の一つです。

ロモノーソフ陶磁器

1744年女帝エリザベータの命によりサンクトペテルブルグに「ロシア皇帝専属陶磁器工房」が設立されました。
その時尽力したのが科学者ミハイル・ロモノーソフです。

工房の名前は彼からとったものです。(のちにモスクワ大学の創始者となります)
タイルやガラスの変化、仕組みに長けていたロモノーソフは軽くても丈夫な陶磁器を作り出します。

ヨーロッパの陶磁窯の歴史はマイセン〈ザクセン王国 =現ドイツ)、ロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)、ついでジ ノリ〈イタリア〉そして1744年ロモノーソフ〈ロシア〉その後に セーブル〈フランス> ウェッジウッド〈イギリス〉と続きます。

ヨーロッパ陶磁窯の歴史から見てもロモノーソフは貴重な位置を記し、また約270年の伝統を受け継ぐ誇りと常に品質の高いものを追求する職人達の手で今もサンクトペテルブルクの工房で造られています。

ロシアではお祝いや特別な日のプレゼントとしてロモノーソ フを買います。ロシア独特の色彩やデザインが受け近年ヨーロッパ 市場では大変注目されています。

フィニフティ

ロシアのエナメルといえばこのロストフのフィニフティ。
エナメルの歴史は古くは紀元前6Cに発掘されたものもありギリシャからヨーロッパ中に伝わりました。

ロストフ・フィ ニフティの歴史を物語る記載として一番古いものは1175年に遡ります。
最初は教会などの装飾物(イコン画、杯など) としての需要がほとんどでした。

フィニフティを世に広げるためプロジェクトが組まれ、優秀なマイスターの育成に励み日夜エナメルの輝き、発色、デザインに余念を許さなかったのです。
その甲斐あって現在ではアクセサリー、鏡、小箱などさまざまなアイテムを作り出しました。
多くの年代の職人たちによって古代の伝統を守り続けてきた証が今もロストフフィニフティとして世界中に評価されているのです。

語源はギリシャ語のfingitis「白く輝く石」→finight-finift
教会のイコン画や装飾品は今も輝きを失っていません。

ベレスタ(白樺細工)

白樺の樹皮を用いて作られるベレスタはロシア・シベリア地方の工芸品。

すべての工程は手作業で行なわれている昔ながらのハンドメイドクラフト。
白樺の樹皮が乾燥、湿気 に強いこととそのしなやかさがクラフトの材料として適しているのです。

また白樺には殺菌性があり、乾燥にも強いのでその昔、食料を保存するのに役立っていました。
例えば魚、ミルク、小麦粉など。

現在では記念品としてジュエリーボックスやキッチン用品アクセサリーなど種類もデザインも豊富になりました。
自然素材とハンドメイドの温かみを楽しむことができ、実用性もある優れものです。

ロシア民話の挿絵をよく見てみるとおじいさんの靴、おばあさんの手にしたカゴなど、いたるところで登場しており欠かせない日用品だったことが分かります。
素材:シベリア産白樺 ・ 自然素材の接着剤を使用

店舗詳細

店名 いりえのほとり
住所 〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通2丁目9−15
Instagram @irienohotori
営業時間 平日11:00~17:00 土日・祝日10:30~18:00
定休日 月曜日

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