北野お店紹介

【NOUAISON(ヌエゾン)】全身で味わう秘密のワインバー

投稿日:

ブドウの香りに誘われて…

神戸は北野、にしむら珈琲の左側を少し上がっていったハンター坂にあるワインバー「NOUAISON」

お邪魔します。

ビルの一階、奥まったところにお店を構えている。

扉を開けると落ち着いたあかり、空間をふわふわ漂っている心地のいい音楽が流れる素敵な空間が出迎えてくれる。

ワインはその時々によって仕入れが変わり、今回は「ZIBIBBO(ジビッボ)」という白ワインを紹介する。

イタリアのシチリアに古くからその土地で育ってきたブドウ品種であるジビッボから名前が来ている。

琥珀に近い澄んだオレンジ、鼻先に運ぶと糖度の高いマスカットのような甘い香りが鼻腔を刺激するが、飲み口は見た目と裏腹、飲みごたえはあるがすっきり。

ほんの少しだけ固い、ミネラル感があるワイン。

ずっと口に含んでいたくなるようなワインである。

ワインといったら・・・

麻婆といったら丸美屋が多いとは思うが、ワインといったら、アテである。

内容はプロシュート・レンズ豆の煮込み・ラタトゥイユ・ブロッコリーのアーリオオーリオ・神戸ポークのリエット

前菜の5種盛りをオーダー、基本的にワインに合うシンプルな前菜になっているのだが、どれを食べても随所に光るオーナー藤井さんのこだわりが感じられた。

特に、レンズ豆の煮込みは一口食べたときに豆の食感はもちろんだが、それ以外のシャキシャキとした初めての食感、聞けばニンジンやセロリ、オニオンなどと煮込んでいるらしい。

うまみとほのかな酸味が渾然一体となった一品。

生ハムはオーダーの際に切ってくれる。薄く切るのにも技術がいる。

もう一品。

旬の牡蠣。レモン・トマト・タイムでいただく。

ぷりっぷりの牡蠣、恵まれた海の甘み、大地と出会うとこんなにもマリアージュするのかと思い知らされる。

小さなスプーンゆえ、牡蠣を何度でも味わえる。

学生の頃からレコードを集めるのが趣味だと言っている藤井さん、リクエストすればかけてもらえる。

料理やワイン、音楽、五感で喜びを味わえるお店。

一人でもいいし、気の置けない仲間とでもいい。

全身で喜びを味わいに行ってみてはいかがだろうか。

営業時間はInstagramで要チェック。

店舗情報

店舗 NOUAISON(ヌエゾン)
住所 兵庫県神戸市中央区中山手通2-13-8 エール山手ビル 108
TEL 078-891-3390
Instagram https://www.instagram.com/nouaison_wine

-北野お店紹介

Copyright© 北野異人館ネット , 2024 All Rights Reserved.